冬の所蔵品展Ⅰ 「気になる!?怪物たちの書と絵画」

 中国清王朝の前半、書風において独特奇怪なことから「揚州八怪(ようしゅうはっかい)」と称された書家たちがいます。彼らは当時の大商業都市・揚州で実業家の庇護のもと、伝統や形式にとらわれない自由な創作活動を続け、その作風と名を後世まで伝えました。
 本展では、この揚州八怪に名を連ねる高鳳翰(こうほうかん)、鄭板橋(ていばんきょう)、黄愼慎(こうしん)、李ぜん(りぜん)、金農(きんのう)らの作品を中心に、彼らに影響を与えた明時代の作家の作品や、揚州八怪にインスピレーションを受けた後世の作家の作品も併せて展観します。

《会場》ふくやま書道美術館 常設展示室と展示室
《開館時間》9:30~17:00
《休館日》月曜日
※ただし、1/12(月・祝)は開館、1/13(火)は休館。12/28(日)~1/1(木・祝)は年末年始の休館。
《観覧料》一般150円(120円)、高校生以下無料
※ただし、( )内は有料20名以上の団体料金。

開催期間 2025年12月20日(土)~2026年2月8日(日)
市町名 福山市
お問い合わせ ふくやま書道美術館
福山市西町二丁目4番3号   TEL:084-925-9222